CASE

納品事例

2025.10.31

動線の幅の概念を覆す形のテーブル

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青木 健慈

先日、大津市のN様宅へ家具の納品へお伺いしました。

N様はリフォームされたご自宅のカーテンの見積もりで、併設店である「Curtain Depo」に来店され、そのついでに家具を見に来店されたのですが、ネットで見つけ、購入を迷われていた”片側が丸く、大きな丸い脚が特徴”のこのダイニングテーブルが当店に展示されていて(メーカーは違うのですが)、驚かれていました。

N様はこのデザインのダイニングテーブルを置きたいというこだわりがあったのですが、置きたい場所の幅が2mちょっとしかないと聞き、しかもキッチンとリビングをつなぐ動線であったことから、このテーブルの横幅が165cmだったため、正直、簡単におススメすることはできませんでした。

 

動線はできれば60cm以上が好ましく、毎日通る場所なので、通りにくさのイライラが少しづつ積み重なり、生活のストレスにならないよう、特に家具のサイズは慎重になってご提案するのですが、最終、工務店さんにも確認していただき、テーブルを置くと50cmちょっとないくらいの動線が確保できることが分かり、お客様にご理解していただいたうえで、決めていただきました。

搬入するまでは少し不安な部分もあったのですが、設置してみるとこの形の良さがよく分かり、横幅が165cmといっても曲線のトップ部分までの最大の幅のことで、あとは曲がっているため、動線の入口と出口は60cm以上、十分確保されているので、スムーズに通ることができ、また見た目もトップの動線が50cmないとは思えないほど、狭く感じることも、圧迫感もなくスッキリして見えます。

実際に設置してみての驚きとしてはとても衝撃的で(笑)、上の画像のように横幅、奥行、高さが同じサイズのテーブルと比べてみても、同じ50cm幅の通路でも、右側のテーブルの方が広いように感じます。

今後、このテーブルをご提案していく上での商品の大きな魅力を実感し、N様には本当に感謝しかないです。

 

実は、N様は以前にお住いの家の多くの家具も昔に当店の別の店舗(現在は閉店)で揃えていただいていたようで、本当に不思議なご縁を感じました。

 

N様、この度は当店の家具を素敵な空間へお迎えしていただき本当にありがとうございました。今後とも末永くご愛用いただけると幸いです。

動線の幅の概念を覆す形のテーブル

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