COLUMN

家具のまめちしき

2022.6.17

家具選び キッチンボード編

同じようなデザインなのに値段の差が大きいキッチンボード。今回は値段差が出るポイントと、使いやすいキッチンボードについて確認しましょう。  



★値段差が最も出る引出しの違い
・3段レール
比較的安価な引出のレールです。耐荷重は10㎏程度となります。
操作性に問題はないのですが、ゆっくり閉まるなどの機能はないので引き出しを閉める際は、中の食器などに衝撃を与えないように注意が必要となります。



・ソフトクローズレール
グレードにより差がありますが、耐荷重は15~30㎏程度です。
食器をたくさん収納しても問題ない程の強度があり、引き出しを閉める際は閉まる直前でブレーキがかかりますので、指詰めや中の食器に衝撃を与える心配もありません。
3段レールに比べ高価にはなりますが、日々の家事ストレスが軽減されるでしょう。



★キッチンボードのカウンター高さの違い
・レギュラーカウンター
床からカウンター天板までが80cm前後。
小柄な方でも作業しやすいレギュラーカウンターはキッチンに圧迫感を与えにくく、カウンター上部の収納スペースが多いので食器をたっぷりと収納できます。



・ミドルカウンター
床からカウンター天板までが90cm前後。
レギュラーカウンターとハイカウンターの中間の高さ。作業性、収納力のバランスが特徴。
下台、上台ともに手の届きやすい高さになっているので、男女問わず使いやすい高さとなっています。



・ハイカウンター
床からカウンター天板までが100cm前後。
カウンターから下の収納が多いので、置き場に困る大きなお皿も収納することができます。カウンター上の家電も使いやすい高さになり、スライドカウンターの炊飯器もかがまずに使うことができます。



★キッチンボードの奥行について
キッチンボードの奥行は45cmか50cmの2種類が主流です。
大型家電を置く場合は奥行50cmが必ず必要となります。
また、キッチンのスペースはシンクからキッチンボードまでの距離を最低70cm確保しましょう。70cmを下回りそうな場合は奥行45cmのキッチンボードを選ぶようにしましょう。
ちなみに車椅子で移動される場合は100cm以上必要です。



★必要なパーツが選べるセミオーダータイプが人気です
ゴミ箱を隠したい、炊飯器を置くスペースはいらない。などライフスタイルは十人十色。
Outlet ism.では必要なパーツを必要なサイズで組み合わせることができるセミオーダータイプをオススメしております。
さらに1cm単位で高さのオーダーが可能な上置きを設置することで、収納力アップにもなり、地震の際に倒れてこないようにする補強にもなります。



選ぶのが難しい家具なので、当店では確かな知識を持ったスタッフがきちんとご説明させていただいております。

家具選び キッチンボード編

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