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2022.9.15

愛着を持って使うこと。

植嶋 悟司

先日、『なぜデンマーク人は初任給でイスを買うのか?』って本を読んでみました。

完全にタイトルで「なんで?」って思っちゃったんですよね。

北欧に位置するデンマークは言わずと知れた家具の本場で、夜が長く家で過ごす時間が長いため、インテリアは重要視され、とりわけ使用頻度が高く、

自分はもちろん、お客様がリラックスして座るための椅子にはかなりこだわりを持って選ぶそうなんです。

我々の感覚でいうと、初任給で思い出に残るような時計などを購入する感覚で椅子を選ぶそうです。

さらに

「傷がついたから嫌。古くなったから買い替える」

などの感覚はほぼなく

「傷も味。古いものはヴィンテージで、より愛着が出る」

といった感覚で、座面を張り替えたり、パーツを交換しながらずっと使い込むそうです。

当店でも取り扱いのある飛騨の椅子は10年間の保証がついており、10年以上経過したものでも有償で修理が可能です。

お値段それなりにしますが、この先ずっと使うものと考えると妥当な金額。

なかなか万人に理解される考えではないのかもしれませんが、昨今の安価で大量生産、大量消費されるような所謂ファストフード、ファストファッションのようなファストファニチャ化されつつある原状にもどかしさを感じる自分としては

「素敵だな」

って思うんですよね。

自分の子どもがベビーチェアを卒業する時にはいい椅子を買ってやろうと目論んではいるのですが、

奥さんにも理解してもらわないと・・・

椅子についてちょっと考えてみた日でした。

愛着を持って使うこと。

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